お金のなる木を育てよう

金融投資
FIRE(ファイナンシャル・インデペンデンス・リタイア・アーリー)経済的に独立して早期退職をすること。働かなくてもお金が入ってくる状態にすることで、定年を待たずに仕事を辞めて暮らしていくこと。

FIREには憧れるけど現実問題として、私を含め一般家庭では高すぎてピンとこないくらい本格的FIREの壁は高い・・・。どのくらい高いのかというと、年間で必要な生活費が400万円とすると1億円が必要になるそう。(年間生活費×25年分が必要) 

1億円貯めるなんて、毎月10万円貯金しても83.3年かかるし・・・。死んどるやろ・・・。あまりにも非現実的に思えることを目標にしてもモチベが上がらないが、このままでは何も変わらない。ちょっとずつでも進もう!名著「バビロン 大富豪の教え」で大富豪のアルカドが言ってたよね。

「金持ちになれるかなれないかの違いは、動くものと動かざる者の違いじゃ~!!」

手の届く小さな目標設定をし、それを次々にクリアしていくことで最終的に大きな目標にたどり着く。着実に進んでいくことが大切。

資産を築くために大切なこと

資産を働かせてお金を稼がせる

資産を増やす際に知っておかなければいけないことは

資産働かせてお金を稼がせる

世の中の大半の人たちは会社で働いて給料をもらっている。もっと稼ぎたいと思えば、出世して給料を増やすかアルバイトなどの副業をすることで手取りは増やすことはできる。しかし、体は一つしかないので、自分の肉体という資産一本槍では必ず限界がある。そこで活躍するのが、肉体以外の他の資産を使って育てたお金のなる木である。

お金のなる木の種類

お金のなる木はいくつか種類がある。アパートを購入して家賃を得る不動産投資、本や作詞作曲をすることで得られる印税、ブログやHP作成で広告収入を得るなど様々な手段がある。しかし、これらは大きなお金が必要だったり、軌道に乗るまでは長い時間がかかることもある。しかも誰でも成功するとは限らないため、まずはもっと気軽に始められて再現性の高いお金のなる木を育てたほうが良い。金融投資だ。

金融投資とは?

まず金融投資とはどのようなものか?いわゆる株や債券、投資信託がこれにあたる。これらは土地や金などと違って、物質自体に利用価値や希少価値があるわけではなく、あくまで単なる紙切れやデータであって、それそのものに価値はない。貨幣も同じくただの紙切れに過ぎないが、みんなの共通認識のおかげで「これは価値がある」と思えるようになる。みんながイイねを付けて人気が上がれば、欲しいという人が多くなり価値が上がる。するとより良い条件でより良いものと交換できるようになる。金融商品はみんなの期待が生み出した幻のようなものだ。

金融商品のリターン

金融商品に投資することで期待されるリターンは次の2つがある。

キャピタルゲイン

キャピタルゲインとは、購入した時と売却した時の差による収益。みんな大好きユニクロことファーストリテイリングの株価だが、2016年8月時点での株価は一株当たり12113円。2024年3月は一株当たり47340円。その差は35227円となり、当時100株購入していれば3522700円の利益となる。本来はこの金額から税金(20.315%)が引かれるが、NISA口座での運用であれば非課税。

みんかぶより

上手くいけば大儲け?だが、この逆も勿論ある。買った株が下がって損をしたり、会社が倒産して0円になることも。

インカムゲイン

インカムゲインとは、その資産を保有していることで得られる収益のこと。具体的には株主配当や投資信託の分配金など。企業は株を持ってる人(株主)に対して利益を還元する。例えばブリヂストンの株を100株保有していた場合、一年間で21000円が懐に転がり込むことになる。本来はこの金額から税金(20.315%)が引かれるが、NISA口座での運用であれば非課税。

SBI証券より 2024年9月18時点の情報です

上手くいけば毎年定期的に配当が得られるが、配当金が少なくなったり無くなる可能性もある。また、いくら配当金をもらっていたとしても、株価自体が下がってしまっては損をすることもある。

おススメのお金のなる木とは?

年末年始になると、有名な企業の社長や投資家などが「来年の日経平均」を予想している。ほとんどの人が金額を大きく外しているどころか、上がるか下がるかも当てられない。これは当然のことで、未来は誰にも分からないから。運よく当てられたとしても、当て続けることは不可能と言ってもいい。例え投資のプロでも未来は予想できないのに、我々投資素人にとっては「この株は上がる!」とかは絶対と言っていいほど分からない。一企業どころか、国レベルでもどこが成長し、どこが衰退していくかを正確に予測することはできない。植民地時代のインドが、支配国であるイギリスを抜くとは誰も予想していなかったことだろう。

名目GDP(IMF統計) – GLOBAL NOTE

個別の予想は難しいが、全世界を長期目線でみると、全体的には確実に右肩上がりの成長を遂げていることがわかる。人口増加とともに消費が活発になり、モノが売れれば企業が儲かる。企業は儲けたお金で事業を拡大、雇用が増えれば労働者にお金が回る。そのお金で更に消費が増えれば絵に描いたような好循環になる。アメリカ・中国・インドなど、人口が増加傾向にある国はやはり成長している。どの国が上がり、どの国が下がるかは予想できないが、世界全体では今後も成長していくだろうと考えることができる。

第1次世界大戦後の100年間:世界経済はどのように成長してきたか | 公益社団法人 日本経済研究センター (jcer.or.jp)
世界のGDP 1985年~2029年 | Statista

そのため、現時点で我々のような投資素人にとって最適解の一つとなるのが全世界株式インデックスに投資することになる。(これ以外の方法でこれ以上の成績を出している投資家は沢山います。あくまで素人にとって現時点の最適解の一つと考えます。投資先はご自身の責任でご判断ください)

私自身、資産形成の主軸として、三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(通称オルカン)というお金のなる木(投資信託)を育てている。これはいわば、全世界の株の詰め合わせパック的なもの。時価総額の大きいアメリカ株に偏りはあるものの、素人が浅い知識で個別の企業に一点集中するより、プロが厳選して中身の入れ替えまで行ってくれる方がはるかに安全性は高くなる。世界の成長と同じく、上がったり下がったりしながらも、右肩上がりで基準価格が上がっている。

SBI証券より 三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式

直近では暴落が起こっているが、そんなことは気にしない。ここ数年での成長はグラフを見た通り基準価格が約2.5倍になっていることがよくわかる。これを10年~20年スパンで長期に見た時、年率4~5%を目論み、将来的に売却をすることで豊かなキャピタルゲインを得ることができる、お金のなる大木へと成長することを期待している。

まとめ

自分の資産をフル活用してお金のなる木を育てよう。最初は小さくしか始められなくても、コツコツ運用をしていくことで、やがて大きなモノへと成長をしていく。

今はインデックス投資を中心に資産運用をしているが、他の種類のお金のなる木についても勉強をして投資の幅を広げていきたい。自由に生きるために動き続ける。

「金持ちになれるかなれないかの違いは、動くものと動かざる者の違いじゃ~!!」

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